今回は、**海外大会で入賞した「変化の書ゾロアーク」**を紹介します。

ゾロアークの「とりひき」で手札を整えながら、変化の書によってニャースやキチキギスなどを別のポケモンへ変化させて戦えるのが大きな特徴です。

これまでのゾロアークは、ゼクロムなどのアタッカーをベンチに置くことで、ベンチが圧迫されやすいという問題がありました。

しかし、変化の書によって場に出したポケモンを状況に応じて別のポケモンへ入れ替えられるため、ベンチスペースを効率よく使いながら、必要なポケモンを準備できるようになっています。

さらに、ヒヒダルマによるベンチ狙撃、イベルタルによるバトル場の縛り、マシマシラによるダメカン操作、ゼクロムによる高火力など、さまざまなアタッカーを使い分けられるのも魅力です。

この記事では、変化の書ゾロアークの特徴、採用カード、回し方、ドラパルト・メガドリュウズ対面、ゾロアークへの対策、環境での立ち位置まで詳しく解説します。

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デッキの特徴

デッキコード:8cJGca-bZURQf-8xc8cx

このデッキの最大の特徴は、「変化の書」によって場のポケモンを状況に応じて別のポケモンへ変化させられることです。

ニャースをダルマッカへ変化させてヒヒダルマにつなげたり、イベルタルをマシマシラへ変化させて「アドレナブレイン」を使ったりと、試合展開に合わせて必要なポケモンを用意できます。

これまでのゾロアークは、ゼクロムなどのアタッカーをあらかじめベンチに置く必要があり、ベンチが圧迫されることがありました。

しかし、へんげの書を使えば、必要なタイミングでアタッカーやシステムポケモンへ入れ替えられるため、ベンチスペースを有効活用できます。

また、ゾロアークの「とりひき」で手札を回しながら必要なカードを探せるため、へんげの書と組み合わせることで、状況に応じた2枚コンボを作りやすくなっています。

このデッキの主な強み

  • 変化の書で必要なポケモンを準備できる
  • ベンチを圧迫しにくい
  • ヒヒダルマでベンチ狙撃ができる
  • ゼクロムで高HPポケモンにも大ダメージを与えられる
  • イベルタルで相手のポケモンをバトル場に縛れる
  • マシマシラでダメカンを利用できる
  • ゾロアークの「とりひき」で安定して手札を回せる
  • 環境に合わせて採用ポケモンを変更できる

採用カード解説

ゾロアーク|デッキの中心となるポケモン

このデッキの中心となるのがゾロアークです。

ゾロアークの「とりひき」によって手札を入れ替えながら、必要なカードを探していきます。

このデッキでは、へんげの書を使うために複数のポケモンをトラッシュへ送る必要があります。

そのため、「とりひき」で不要なカードをトラッシュしながら、変化の書や必要なアタッカーを探せることが非常に重要です。

また、ゾロアーク自身がアタッカーになるだけでなく、へんげの書と組み合わせることで、場のポケモンを状況に応じて変更できます。

変化の書|このデッキの核となるカード

変化の書は、このデッキを特徴づける重要なカードです。

場にいるポケモンを、トラッシュにある別のポケモンへ変化させることで、状況に応じて必要なポケモンを準備できます。

例えば、

ニャース → ダルマッカ 進化→ ヒヒダルマ

という形で変化させれば、ニャースをそのままヒヒダルマへつなげることができます。

また、

イベルタル → マシマシラ

と変化させれば、「アドレナブレイン」を使う準備もできます。

これまでのゾロアークでは、ゼクロムなどをベンチに置いておく必要がありました。

しかし、変化の書によって必要なポケモンへ入れ替えられるため、ベンチスペースを圧迫せずにさまざまなポケモンを使えるようになっています。

ヒヒダルマ|ベンチ狙撃が強力

ヒヒダルマは、「ヒダルマキャノン」によるベンチ狙撃が強力なポケモンです。

相手のベンチにいるポケモンを狙うことで、相手の理想的な動きを封じたり、終盤にサイドを2枚取ったりと、柔軟な動きが可能です。

ゼクロム|メガポケモンへのアタッカー

ゼクロムの「ランページサンダー」は、このデッキの主要なアタッカーの一つです。

特にメガポケモンとの対面では、相手に大きなダメージを与えるために活躍します。

「からておう」や「くさりもち」をつけることで打点を増やす動きも強力です。

イベルタル|相手を逃がさずテンポを取る

イベルタルは「わしづかみ」によって相手のポケモンをバトル場に縛ることができます。

相手に入れ替え札が少ない場合は、バトル場にポケモンを縛ることで、動きを止めることが可能です。

その間にゾロアークを準備したり、ヒヒダルマでベンチを狙ったりして、こちらの盤面を整えていきましょう。

マシマシラ|ダメカンを利用して追撃

マシマシラの「アドレナブレイン」によって、ダメカンが乗っているポケモンへさらにダメージを与えることができます。

ヒヒダルマやゼクロムなどで相手にダメージを与えた後、マシマシラで追撃することで、あと少し足りない打点を補うことが可能です。

シャリタツ|サポートへのアクセスを安定させる

シャリタツは「きゃくよせ」によって、必要なサポートへアクセスしやすくするために採用されています。

リーリエやシアノなど、その場面で必要なサポートを探しながら盤面を整えることができます。

序盤の展開を安定させるだけでなく、中盤以降に必要なサポートを探す際にも役立ちます

スボミー|グッズロックで相手のテンポを奪う

スボミーの「むずむずかふん」によってグッズロックを行い、相手の展開を遅らせることができます。

特に相手がプレシャスキャリーなどのグッズに依存している場合、序盤からグッズを使えなくすることで、相手の盤面形成を妨害できます。

その間にゾロアークを準備していきましょう。

シークレットボックス|状況に応じて必要なカードを揃える

エーススペックにはシークレットボックスを採用しています。

序盤の展開から中盤のゾロアーク準備、終盤の火力補助やシステムポケモンの処理まで、幅広い場面で活躍します。

このデッキは複数のカードを組み合わせて戦うため、必要なカードへアクセスできるシークレットボックスは非常に相性の良いカードです。

くさりもち・からておうの稽古|ドラパルトへの決定打

ドラパルト対面では、くさりもちとからておうの稽古を組み合わせることで、ドラパルトを一撃で倒す動きを狙えます。

ゾロアークで攻撃を受けた後、モモワロウの「支配のくさり」でバトル場へ出し、打点を高めることで大型ポケモンを倒していきましょう。

回し方

序盤|ゾロアークを早めに準備

序盤は、ゾロアをできるだけ早くゾロアークへ進化させることを意識しましょう。

ドラパルトなどはファントムダイブとカースドボムを組み合わせて、ベンチのゾロアをまとめて倒してくる可能性があります。

そのため、進化できるゾロアを優先して進化させ、ゾロアークの「とりひき」を使える状態にしておくことが重要です。

また、ニャースやシャリタツなどのサポートポケモンも展開し、リーリエやシアノへアクセスできる盤面を作っていきましょう

中盤|変化の書で必要なポケモンへ変化

中盤からは、変化の書を使って状況に応じたポケモンを準備していきます。

例えば、

ニャース → ヒヒダルマ

と変化させれば、ベンチ狙撃を狙えます。

また、

イベルタル → マシマシラ

と変化させれば、アドレナブレインによる追撃が可能です。

このように、「今の盤面で何が必要なのか」を考えてポケモンを変化させることが、このデッキを使う上で重要になります。

終盤|くさりもちと高火力でサイドを取り切る

終盤はゾロアークの火力を高め、相手の大型ポケモンを倒していきます。

特にドラパルト対面では、

ゾロアーク+くさりもち+モモワロウ+からておうの稽古

を組み合わせることで、一撃でドラパルトを倒すことを狙えます。

また、相手の残りサイドが少なくなったタイミングでは、スペシャルレッドカードによる手札干渉も有効です。

相手の次の攻撃に必要なカードを揃えさせないことで、そのまま逃げ切る展開を目指しましょう。

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ドラパルト対面

ドラパルト戦では、序盤にゾロアークを準備できるかどうかが非常に重要です。

ドラパルトはファントムダイブとカースドボムを組み合わせて、ベンチのゾロアをまとめて倒してくる可能性があります。

そのため、ゾロアを複数展開しただけで安心するのではなく、できるだけ早くゾロアークへ進化させることを意識しましょう。

ヒヒダルマでドロンチを狙う

こちらが先に動ける場合は、ヒヒダルマを準備して「ヒダルマキャノン」でドロンチを狙う動きが有効です。

相手の進化を妨害しながらサイドを先行できれば、試合を有利に進められます。

また、ドラパルトは入れ替え札の採用が少ない構築もあるため、イベルタルの「わしづかみ」で相手のポケモンをバトル場に縛り、時間を稼ぐ動きも強力です。

ニャースは変化の書で入れ替える

ニャースはファントムダイブで簡単に倒されてしまうため、場に残しておくのは危険です。

そのため、へんげの書を使って、

ニャース → マシマシラ

など、役割の異なるポケモンへ変化させる動きを狙いましょう。

最後はドラパルトを一撃で倒す

終盤はゾロアークにくさりもちを付け、モモワロウの「支配のくさり」でバトル場へ出すことで打点を上げます。

さらに、からておうの稽古を組み合わせることで、ドラパルトを一撃で倒して勝負を決める展開を狙えます。

メガドリュウズ対面

メガドリュウズ戦では、サイドレースを意識した立ち回りが重要です。

メガドリュウズに進化されると「マキシマムドリル」でゾロアークを一撃で倒されるため、相手より先にexポケモンへ攻撃することを意識しましょう。

ゼクロムでメガドリュウズを狙う

基本的には、ゼクロムの「ランページサンダー」でメガドリュウズへ280ダメージを与えることを目指します。

メガドリュウズが場にいない場合は、ボスの指令でゲノセクトを呼び出して倒すことで、サイドを進めることができます。

ヒヒダルマも有効

相手のトラッシュにエネルギーがある場合は、ヒヒダルマの「バックドラフト」も有効です。

弱点を突いてメガドリュウズやゲノセクトを狙えるため、相手のサイドプランを崩すことができます。

スペシャルレッドカードは終盤に使う

こちらの手札干渉は主にスペシャルレッドカードです。

相手のサイドが2枚以下になったタイミングで使用し、相手の手札を減らして最後の攻撃を遅らせることを狙います。

また、相手のエーススペックにプレシャスキャリーが採用されている場合は、序盤からスボミーの「むずむずかふん」でグッズロックを行うのも有効です。

環境での立ち位置

最近はファイアローの登場によって、exポケモンが多い環境になりました。相手のポケモンをボスの指令で呼び出しながら、「ランページサンダー」で一撃で倒すことで、サイドを進めやすくなっています。

また、イベルタルの「わしづかみ」を上手く使うことで、本来苦手なデッキに対しても時間を稼ぎながら戦うことができます。

一度ゾロアークで相手の攻撃を耐えることができれば、

  • マシマシラの「アドレナブレイン」
  • くさりもち
  • ヒヒダルマ
  • ゼクロム

などを組み合わせて、相手のポケモンを倒し切ることができます。

さらに、変化の書によって採用できるポケモンの幅も広がっています。

今回の構築ではNのレシラムは採用されていませんが、環境に合わせて採用カードを変更したり、ヒヒダルマを減らしてマシマシラを増やしたりするなど、さまざまな調整が可能です。

そのため、今後の環境変化によって新しいゾロアーク構築が登場する可能性も高いでしょう。

変化の書ゾロアークの弱点

ゾロアークを進化させられないと厳しい

このデッキはゾロアークの「とりひき」が重要になるため、ゾロアークへ進化できない展開になると手札を回しづらくなります。

そのため、序盤のゾロア展開と進化が非常に重要です。

プレイングの難易度が高い

このデッキは、何をトラッシュするのか、どのポケモンへ変化させるのかによって、その後の試合展開が大きく変わります。

そのため、相手のデッキと自分のトラッシュを確認しながら、次のターンまで考えてプレイすることが重要です。

まとめ

今回は、**海外大会でトード選手が使用した「変化の書ゾロアーク」**を紹介しました。

このデッキは、

  • へんげの書による柔軟なポケモン交換
  • ゾロアークの「とりひき」による高い安定感
  • ヒヒダルマによるベンチ狙撃
  • ゼクロムによる高火力
  • イベルタルによるバトル場の縛り
  • マシマシラによる追撃
  • スボミーによるグッズロック

など、さまざまな戦い方ができるのが大きな魅力です。

特に変化の書によって、これまでのゾロアークが抱えていた**「ベンチが圧迫されやすい」という問題を解決しながら、状況に応じて必要なポケモンを準備できるようになった**のが非常に強力です。

ドラパルトにはヒヒダルマや高火力のゾロアーク、メガドリュウズにはゼクロムやヒヒダルマなど、相手に合わせてアタッカーを使い分けることができます。

一方で、何をトラッシュするのか、どのポケモンへ変化させるのかによって試合展開が大きく変わるため、プレイングが重要な上級者向けのデッキでもあります。

変化の書によって今までとは違ったゾロアークの戦い方ができるようになっているため、今後の環境でも注目したい構築です。

ぜひ一度使ってみてください。

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